【二日酔いの治し方】ラムネで気持ち悪さが緩和

【二日酔いの治し方】ラムネで気持ち悪さが緩和

二日酔いイメージ

大人の後悔と憂鬱がつまった二日酔い。

そんな二日酔いの治し方の一つとして、ラムネを食べることをオススメします。

ラムネといってもソーダではなく、駄菓子のラムネです。

完全に個人的な感想ですが、ウコンドリンクなんぞより5倍は効くように感じます。

ちなみに、二日酔いは宿酔いとも書きます。豆知識。

なぜ効く? → ラムネの主成分はブドウ糖

みなさん見覚えがあるでしょう、森永製菓のラムネ。

実はその90%がブドウ糖

実際に成分表を見ると、『 1本(29g)当り 炭水化物26.2g 』とあります。

栄養表示ではブドウ糖とは書きませんので、炭水化物として表記されています。

26.2gは29グラムの90.34%です。(ちなみにカロリーはラムネ 一本で108kcalと低カロリー。)

ブドウ糖は脳のエネルギーとしても有名ですが、実は肝臓のエネルギー源でもあるのです。

酒を飲むとブドウ糖が足りなくなる

肝臓がアルコールを分解する時にエネルギーとして使うのがブドウ糖です。実際に身体が体内でアルコールを分解しているとブドウ糖が不足していきます。

ブドウ糖が足りないなら作ればいいじゃない 」とギロチンにかけられそうなことを考えた方もいらっしゃるでしょう。

しかし、残念ながらブドウ糖を貯蔵しておくのも新たに生成するのも肝臓なのです。

飲酒のあと、肝臓は体内に入ったアルコールの毒性を分解することを優先するため、新たにブドウ糖を作る余裕はありません。

貯蔵してあったブドウ糖をエネルギー源にしますが、アルコールの分解はかなり大変で、大抵の場合はたりなくなります。

お酒を飲む方であれば覚えがあるはず。

お酒と一緒に料理もたくさん食べたはずなのに、締めにラーメンやお茶漬けが食べたくなるのは、足りなくなったブドウ糖の原料となる炭水化物を身体、肝臓が欲するからなのです。

ひと昔前は急性アルコール中毒にブドウ糖を点滴していた

実際にひと昔前は、急性アルコール中毒で運ばれた酔っ払い患者への処置といえばブドウ糖の注射や点滴が主流でした。

しかし、最近はブドウ糖が二日酔いに直接効くというエビデンスがない&医療費削減のあおりであまりなされなくなったようです。

かなり前の話ですけども、私自身も二日酔いがひどすぎて仕事を早退し、病院に助けを求めに行ったことがあります。

そのときはブドウ糖を点滴してもらいました。

二日酔いには基本的にアルコールが分解・排出するされるのを待つしかないらしく、病院でも「 大してできることもないんだよなぁ 」とは言われたものの、ブドウ糖を補給したあとは明らかに体調が楽に。

私は感動しそのまま飲み屋に直行したものです。(ウソです。)

でもほんとに待合室ではこの世の終わりみたいな気分だったのが、少し晴れた感じになったんですよね。吐き気もかなり収まりました。

そもそもブドウ糖が補給できる炭水化物を食え

そもそもの話が、飲酒時にはブドウ糖を補給できる炭水化物を摂取しておけ、って話しです。

酒飲みなら実感できる方が多いかと思いますけど、すきっ腹でお酒を飲むとアルコールの回りが早いんです。これも肝臓のエネルギー源となるブドウ糖の原料=炭水化物が不足し、働きが鈍るのが一因。

〆のラーメンなど塩分過多な料理はまた別方面でカラダによくありませんが、酒を飲む際には適度に炭水化物を摂った方が良いでしょう。

あっさりしたお茶漬けやおにぎりなどが身体に負担が少なくていいのではないでしょうか。

まとめ:二日酔いの治し方としてラムネは優秀!

  • 肝臓の主なエネルギー源はブドウ糖。
  • ブドウ糖が足りないと肝臓の働きが悪くなり、アルコールの分解が遅くなる。
  • ちなみに各栄養素をブドウ糖に変えるのも肝臓。
  • ブドウ糖の塊であるラムネ菓子でブドウ糖を直で補給、肝臓を助けることで二日酔いが緩和される。

もういっそのこと酒のツマミにラムネでも食べればいいんじゃないかって話。

で、起きたらまたバリバリとラムネを食おう。森永製菓さんは両親の敵とばかりにかみ砕こう。

ちなみにお菓子の中では森永製菓さんのラムネがブドウ糖の含有量が最も多く、価格も安価。

市販のブドウ糖サプリよりもコスパが高くて経済的。しかも、酔ってなくてもオヤツになる!

よくお酒を飲む方は自宅や会社のロッカーにでも常備しておくと良いでしょう。

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